ちばぎんSDGsリーダーズローンを活用したCO₂削減への取り組みと活動状況のご報告
日頃より、株式会社五常のホームぺージをご利用いただき、誠にありがとうございます。
株式会社五常は、「悩み解消」を掲げる経営理念のもと、物流機器事業、建築工事業、環境改善商品の開発・販売を通じて、
地域社会への貢献に取り組んでまいりました。
このたび、株式会社千葉銀行(本店所在地:千葉県千葉市中央区、頭取:米本 努)が提供する
「ちばぎんSDGsリーダーズローン(サステナビリティ・リンク・ローン型)」の融資を受け、
事業活動における二酸化炭素排出量の削減を目標とするサステナビリティ経営の一層の推進に取り組んでいます。
今回は、その活動状況と取り組みの成果をご報告いたします。
CO₂排出量削減実績と第三者評価
五常では、売上高1億円あたりのCO₂排出量削減をKPIとして設定し、2027年度末までに2020年度比▲18.9%の削減を
目標(SPT)として掲げています。
2023年度には、その削減目標▲13.55%に対して、実際には▲25.14%の削減を達成しました。
この成果は、株式会社ちばぎん総合研究所による検証を経て、「SPT達成」と正式に認定されています。
環境に配慮した製品と設備投資
五常では、現場の課題から生まれる環境ソリューションの開発・導入にも積極的に取り組んでいます。
スマイルファン
工場や倉庫の熱中症対策・換気対策に有効な大型シーリングファン。
2021年には千葉県勝浦市の全小中学校体育館に導入されました。
サステナブルオフィス
2023年5月にオープン。
遮熱塗装、断熱材、LED照明、太陽光発電、地熱エネルギーなどを採用し、環境負荷軽減とエネルギー自立性を両立。
災害時には地域の防災拠点としても機能。
電動台車
排出ガスゼロで人力負担を軽減する電動アシスト台車を開発。
静音設計と高い操作性により、屋内外問わず活用可能。
重量物の搬送にも適しており、現場の作業効率と環境配慮の両立を実現しています。
さらに、社内に設置されたSDGs委員会が、これまでの取り組みを見直し、活動を体系的に整理した
「五常SDGsシート」を策定しました。
2022年には千葉県の「CO₂スマート宣言事業所」、2023年には「ちばSDGsパートナー」に登録されるなど、
地域社会との連携強化と実行力ある体制づくりにも力を入れています。
今後の展望
五常はこれからも、「現場の声」に耳を傾け、社会課題の解決に直結する商品やサービスの提供を通じて、
持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
「必要とされるものを、必要な理由から考える」。 この想いを胸に、五常はさらに一歩先の環境経営を目指してまいります。