総務部主導での防災訓練を初めて行いました

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千葉ではここ数年、大雨や台風が来る回数が増えています。
その為、2022年7月22日、大地震を想定して防災訓練を行いました。

工事部や営業担当者は出張が多く、事務所スタッフとは別行動になります。
第1回目は、「心の防災訓練」として、各自15時時点の仕事場所で大地震が起きたと想定し、感じたこと、身を守るために必要な事を考えてもらいました。

当日は総務部から2名、高根町自治会長様へ確認した避難場所と、千葉市指定の避難所である泉高校まで、あえて夏の暑い時に実際にたどり着けるか試してみました。
事前に全体へ非常時の連絡が取れるよう、安全確認にチャットワークというアプリを利用してみました。

避難訓練で各社員が思ったこと

【工事部社員より】

現場へ行く為高速道路をトラックで走行中。
慌てず車を路肩に止めハザードランプをつけてラジオで地震情報を確認し落ち着いて避難。

【事務所社員より】

■危険に感じたところ
  • 棚、引き出し、チラシやカタログの棚の箱、ロッカー、冷蔵庫などの近く
■避難のために必要なこと
  • 扉を開ける、出入口を確保する(閉まって開かなくなっちゃうかも)
  • 外の安全そうなところに逃げる
  • 家までの迂回出来る道路を知る
  • 棚の一番上に重いものを乗せない
  • 出入口(ドアの外)にモノやフォークがあると出られないかもしれないので、置き場改善
  • おかしもの約束(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)
  • 第一に自身の安全確保!
  • 揺れが収まってから貴重品を持ち外へ避難
  • チャットワークのタスクで安否確認共有
  • 情報収集し道路状況など確認し帰宅
  • 事務所の鍵がかかるようであれば施錠

【在宅勤務中社員より】

■危険に感じたところ
  • 飾り棚の上の写真たち
■避難のために必要なこと
  • すぐに外に出る!
  • 基本的にガソリンランプがついてから給油スタイルですが、万が一の為にこまめに給油を心がける事
■必要そうなもの
  • 防災セット
  • ヘルメット
  • モバイルバッテリー

自宅付近の避難所を知っておくことも大切だと思いましたし、慌ててしまうことが予想される為、こういったシュミレーションは大切だと感じました。

【出張中社員より】

山形県の両脇田んぼの道路をレンタカーで走行中。

■危険に感じたところ

大地震がもし起きたら…

あまりの揺れの強さにハンドルを取られ田んぼに落下。
道路が地割れしてタイヤが挟まれ横転。
ハンドルを取られた対向車と衝突。
タイヤのパンク。

■避難

幸い建物や山は近くになかったので、一旦停止し車に故障や異常が無いか確認。
その後社内ラジオや、繋がればネットで状況の確認。

停電も考えられ、信号が点かない可能性もあるので、徐行しつつ広い場所に停車。
周辺に怪我人がいないか確認。助けが必要そうな人がいたら協力。

余震も考慮し、町中は危険そうなので、すぐに帰ろうとせず、広いところで情報収集。
会社に状況報告。

おそらく新幹線も動かないので、郊外のホテルや避難所等があれば泊まれるか検討し、コンビニやスーパーがあれば早めに水、食料、衣服を確保。
沢山歩く可能性もあると考えるとスニーカーも欲しい。

■必要なもの
  • 兎にも角にも冷静でいる心。判断力。
  • 安全だと思い込まないある程度の危機感。

見知らぬ土地に一人でいる事も多いので、いかに冷静に、今いる場所でどう行動するのが安全かを考える必要があると思いました!

~今後の課題~

社内だけで考えていた防災でしたが、社内用に備えるだけでなく

  • 地域のかたの為になにができるか
  • 出張中の社員の為になにができるか

上記も含めて至急準備したいと思うようになりました。
今度は冬も実際に泉高校まで歩き道の確認、防災グッズをみんながすぐ使えるように、練習を兼ねた避難訓練もしたいと思います。

★どうぞ皆様も万が一の為に、大切なかたと災害時の避難について話し合ってみてはいかがでしょうか。